「日常の一滴」シリーズでは、家族との距離感、自分時間の守り方、そして老いとの向き合い方など、暮らしの中でふとこぼれる心の声を綴っています。
誰かの共感につながったらいいなー。
秋の空みたいに、記憶もどこか遠くへ飛んでいく。 「覚えてるよ」と言った自分に、「ほんとに?」って聞き返したくなる今日この頃。
過信してはいけない自分の記憶力
「記憶力にはまだまだ自信があります」——そう言えるのは、いつまでだろう? そう思った矢先、「それも記憶違いでした」と自分にツッコミを入れることに。 嫌なことだけはしっかり覚えてるのに、約束やメモはどこへやら…。
電話での約束事も、復唱したのに思い出せず、再度確認の電話をする…当たり前になっている事がこわい。
スマホのリマインダー機能に頼るも、忘れた自分の記憶を優先してしまう…どこまでも自分信者です。
では、メモをとることにしましたが、焦って書くので認識不可能な字があったり、箇条書き過ぎて重要な部分が抜けていたりする…こうなると解決策がない。
息子に話す世間話が「もう3回目」だったらしく「何回聞かせる気なの?」とキツメに𠮟られ…無口になります。
けど「しかたがない」と立ち上がりも早く、危機感なし。それでも「嫌なことを言われた、された」ことは、いつまでも(何年でも)覚えていて、大事な記憶の選別に不具合が生じているようです。
「みんなはどうやって記憶と付き合っていますか?」お付き合いいただきありがとうございました。