日常の一滴|時間はあるのに進まない、大掃除と私

日常の一滴

大きな出来事じゃないけれど、心にそっと触れた小話をひとつ。あなたの日常と重なるものがあれば嬉しいです。

「寒くて面倒になる前に、大掃除をしよう」
毎年そう思っているのに、リタイヤ生活で時間はたっぷりあるはずなのに、気がのらない――その理由だけで始められない自分に、なぜか腹が立つ。

「だったら、やらなきゃいいじゃない」
そう思えれば楽なのに、それも納得できず、60歳にして一人で駄々をこねています。

そんなある天気のいい日。
「やるしかない!」と、ようやく重い腰を上げました。

手始めは、やりがい十分な換気扇まわり。
外してみると、フィルターは茶色い折り紙のよう。
……見事に、1年分の“さぼり”が形になっていました。

「大掃除ですから、まだまだこれから」…と思いつつひと休み
そこで気分転換のつもりで始めたのが、「苦手な掃除」から「大好きな整理整頓」への脱線。

気づけばキッチンの引き出しを次々に開け、全制覇。
ところが「申し分ない整理整頓」で時間切れ。
やり切った感だけは、十分です。

気合いを入れて夕飯の支度に取りかかると、
「あれ?右の引き出しにスプーンがない」
「下にあった鍋もない?」
……はて?

整理整頓のつもりが、配置を総入れ替えしてしまい、キッチン内を右へ左へ。
探して、歩いて、疲れ果てて、もうヘトヘトです。

翌朝は、家族から質問攻め。
「カップスープどこ?」
「塩どこ?」
「どこに入れたの?」

「まったくもう」と言いながら、自分も一発で見つけられない。
家族が出かける前に、ひと言。
「引き出しに、付箋でも貼っておけば?」……😑

そして午後。ひとり静かに、元の場所へ戻しました。
結果的に引き出しの中まできれいになり、キッチンの大掃除は“完璧”ということで。

みなさんは、いつ頃しますか?大掃除。
風が冷たくなる頃?
年末の慌ただしさの中?
それとも「思い立ったが吉日」タイプ?

来年に持ち越し……なんてね🫢こうして今日も、完璧じゃない一日が「日常の一滴」になりました。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

発酵食品が好きなので、ちょっと気になりました。

tomo

こんにちは、アラカン主婦のtomoです
還暦を迎えて年金生活へと突き進んでいます。
趣味の編み物と0から始めたパソコンで毎日が加速傾向です。
「なぜか時間がない」という理由(自己中)で手抜き料理の毎日です。

tomoをフォローする
日常の一滴
tomoをフォローする