「日常の一滴」シリーズでは、家族との距離感、自分時間の守り方、そして老いとの向き合い方など、暮らしの中でふとこぼれる心の声を綴っています。
誰かの共感につながったらいいなー。
🧹掃除から始まった、まさかの冒険
珍しく自分の部屋をせっせと掃除していた息子。
不要なものを次々と1階に運び下ろしては、また2階へ。まるで引っ越しでも始めたのかと思うほどの勢い。
ひと段落ついたのか、ふらりと居間にやって来て、ぽつり。
「ボケ防止にゲームでもやれば?」
そう言って、最近すっかり眠っていたプレステ4を手渡してきた。
「ボケ防止」に反応し、手を出してしまった。
🎮ゲーム初心者、プレステ4と向き合う
思い返す私のゲーム歴…子供たちが小さい頃やっていた「ポケモンの赤、緑」を手伝ったくらいだった。
果たして、今どきのゲームをやりこなせるのか?
息子と相談の結果、今あるソフトの中から選ばれたのは「ドラクエ11」。 ゆっくり進められるロールプレイングゲームなら、私にも向いているだろうという結論に至りました。
🌀ジャンプできない勇者、「おかあさん」
早速、ゲームのレクチャーを受けたけれど・・・
思い通りに動かない指で、ずっとその場で足踏み。
ジャンプしたのに、なぜか元の位置に着地して、目の前のアイテムが取れない。
方向音痴も手伝って、どこに向かっているのか分からず、ガイド役のワンちゃんも見失う始末。
極めつけは、主人公の名前を「おかあさん」にしたこと。
……誰が言ってるのか分からなくなって、会話がまったく頭に入ってこない。
🚪レベル1でも、冒険は始まる
息子はそんな私を見て大笑いしながら、「まぁ、頑張って!」と一言残して自分の部屋へ。 私はというと、ようやく村を出て、冒険の一歩を踏み出したのでした。
「頑張ってみようかな~」と軽いのりが、あっという間の3時間。

