家族との距離感、自分時間の守り方、そして“老い”との向き合い方。
暮らしの途中でふとこぼれる心の声を、そのまま綴っています。
誰かの共感につながったらいいな、と思いながら。
寒くなってくると、家にいる時間がどんどん長くなります。
動くといえば、最低限の掃除と家事と食事づくりだけ。
散歩もつい短めになって、「まあ、今日はこれくらいでいいか」と自分に甘くなる季節です。
今日の一滴:遠回り
最近、困ったことに”おなかの調子”まで鈍くなってきました。
軽い「便秘」が続いて、お腹の張りもひどい。
動かないと、こんなところにも影響が出るんですね…。
体調までズーンと重くなってしまって、「さすがにこれはダメだ」と反省。
「よし、今日はもう少しだけ遠回りして歩こう。」
気分だけでも変われば、体の中も少しは動き出してくれるかもしれない。
家に向かう帰り道、ふと思いついてディスカウントストアへ寄ってみました。
日用品の買い出しだけのつもりだったのに――
そこで思いがけない出会いがあったのです。
救世主
レジに向かうと、店員さんがニコッと笑って一言。
「始めたんですよ〜」
ん?と視線をたどると、そこには紫色の焼きいも。
湯気がふわり、香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
…これは、運命の救世主かもしれない。
「頼むぞ、焼きいも…!」と心の中で祈りながら、 気づけばカゴにイン。
レジ袋の中からほのかに漂う香りに、
帰りの足どりもお腹も、なんだかそわそわしてきました。
これがもう、大正解。
ほどよい甘さとほくほく感に、寒さで縮こまっていた気持ちまでほぐれていくようでした。
しかも、あんなに悩んでいたお腹の調子まで、嘘みたいにスッと軽くなって――
あぁ、本当に救世主だった。
ただの買い物のはずが、こんな小さな出会いで
気分も体調も、すこし持ち直す。
こういうの、なんだか得した気分でいいですよね。
ありますか?最近得したこと。今日も読んでくださり、ありがとうございました。

