

心のどこかで、春を待っているのだろうか。
「ダイソーの自然派せっけん さくら」
そんな名前にふっと引き寄せられて、かごに入れてしまった。
最近は、何でも面倒になってきている。
ボディソープも洗顔フォームも、最初から泡で出るタイプ。
とにかく“ラク”を優先してきた。
なのに、だ。
朝の洗顔をササッと済ませたいだけなのに、
思いのほかモコモコと泡が出る。
顔を包み込む、やさしいはずの泡。
でも、洗い流すのに少し時間がかかる。
なんとも勝手な言い分だと思う。
泡が出るほうが便利だと選んだのは自分なのだから。
それならば——
せっけんなら、自分好みの量にできるのでは?
そんな安易な思いつきで、数年ぶりに固形せっけんを使ってみた。
泡立ててみた。
手にくっつくような感触と柔らかい泡。
しかも、思ったよりもしっかり洗える。
少し目にしみるけどスッキリする。
あら、なかなかいい。
そしてコスパもいい。
面倒を減らしたつもりが、
別の小さなストレスを抱えていたことに気づく。
春色のせっけんが、
朝の数分を、少しだけ軽くしてくれた。
心も、少しだけやわらぐ。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
発酵食品が好きなので、ちょっと気になりました。
