家族との距離感、自分時間の守り方、そして“老い”との向き合い方。
暮らしの途中でふとこぼれる心の声を、そのまま綴っています。
誰かの共感につながったらいいな、と思いながら。
スーパーで買い物しても、最近はセルフレジばかりで、店員さんと話すことってほとんどありません。
それでも不思議と、お店の「感じがいい・悪い」って伝わってきませんか?
人とのやり取りが減ったぶん、逆にお店の雰囲気みたいなものが前よりはっきり見えてきた気がします。
ちょっとした態度や空気で、「今日はなんか気持ちいいな」「あれ、ちょっと残念…」みたいに、必要以上に大きく感じちゃう日もあって。
で、そんなときふと思うんですよね。
「これって、歳のせいなのかな…」「細かいこと言う“面倒な老人”にはなりたくないんだけどな…」って。
自分で勝手に気にしすぎてるだけかもしれないし、でもやっぱり感じちゃうものは感じちゃう…。
でも、だからこそ最近は「なんかここ気持ちいいな」と思えるお店に出会えると、ちょっと嬉しくなるんですよね。
別にすごい接客があるわけじゃないのに、空気がやわらかい、とか、流れがスムーズ、とか。
そんな“ほどよい距離感”の心地よさって、なんだか沁みるんです。
歳を重ねたからこそ気づける良さなのかもしれないし、ただ敏感になってるだけかもしれないけど…。
「こちらのレジ空いてますよー。」と何気ないひと言で、おやつをひとつ余計に買ってしまう。
そんな敏感で単純な自分が笑えます。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。

