家族との距離感、自分時間の守り方、そして“老い”との向き合い方。
暮らしの途中でふとこぼれる心の声を、そのまま綴っています。
誰かの共感につながったらいいな、と思いながら。
10年前にペットを亡くして以来、
「もう飼わない」と心に決めていた自分がいました。
時間が経っても、その気持ちは変わらないままです。
しかし子どもが成人し、それぞれ仕事に明け暮れる毎日。
以前は生活音で満たされていた家も、
今は静かすぎるほど静かで、ただの「空間」になってしまいました。
何かで埋めたい気持ちは確かにある。
でも、また生き物を迎える覚悟は持てない。
「生き物を飼うタイミング」は、
結局一度も見つからないままでした。
今日の一滴:ペットロボット
そんな時間を経て、リタイア生活に入った現在。
ふとした瞬間に、
「今なら…」と感じさせる予感のようなものが胸の奥に芽生え始めています。
そこで気になりだしたのが、
最近人気を集めているペットロボットの存在でした。
種類は想像以上に多く、
価格も手にしやすくなりました。
世話といっても、
エサや散歩ではなく、アップデートや設定の確認。
「飼う」というより、
「寄り添う」に近い存在。
AIの成長がめざましい今、
ただの機械ではないことも分かっています。
理解されない気持ち
テレビで紹介されたとき、
家族にさらっと相談してみました。
すると返ってきたのは、
思った以上に冷静な否定。
「ロボットに話しかける姿が想像できない」
「ちょっと気持ち悪い」
「アレクサでいいんじゃない」
その言い分も、分かる気はします。
外から見れば、そう映るのかもしれません。
誰かに認められる必要はない。
そう思いながらも、
なかなか踏ん切りがつかない、
この“もどかしさ”。
「誰かに決めてもらいたい」と
今日も、何度目か分からない検索画面を開いています。
お金の使い方にも”踏ん切りがつきません・・・。気になる方はこちらから
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
