家族との距離感、自分時間の守り方、そして“老い”との向き合い方。
暮らしの途中でふとこぼれる心の声を、そのまま綴っています。
誰かの共感につながったらいいな、と思いながら。
大きな出来事じゃないけれど、心にそっと触れた小話をひとつ。あなたの日常と重なるものがあれば嬉しいです。
寒くなってきたせいもあって、お風呂に入るのさえ少し面倒に感じる今日この頃。
でもね、ふと思ったんです。
この数年の自分を振り返ると、「面倒だ」と思ったことは、ほとんど“やめた”か“変えた”かのどちらか。
気づけば、私の生活は“ラク方向”にどんどんカスタマイズされていました。
たとえば——
- 柔軟剤入りの洗濯洗剤に変更(もう一手間は無理)。
- シャンプーはリンスインに一本化。
- ありとあらゆる洗剤は全部“泡で出る”タイプへ。
- 洗剤の詰め替え作業さえ面倒になりつつある。
- 洗い物を減らすためにワンプレートごはんへ移行。
- 夕飯のおかずは朝食の分まで考えて作る(2食分で1回)。
- 昼食とおやつはセットになりがち。
- コーヒーはドリップ卒業してインスタントへ。
- 買い物=散歩で一石二鳥。
- 14〜16時は“無”の時間。
- 朝一番のフローリングワイパーだけは習慣(掃除機掛けは週一かな)。
- 洗濯物はできるだけハンガー干し(畳むという工程を削減)。
- スニーカーはずっと同じメーカー(選ばなくていい)。
- 洋服は基本ユニクロ(サイズが分かっている安心感)。
- 白髪染めはやめた。化粧も最低限。
最近はなんと、息子より眉毛が太い。
……書き始めたら、終わりが見えません。
「手間を減らす」って、年齢のせいだけじゃなくて、
**“自分にとって大事な時間と体力の配分が分かってきた”**ということなのかもしれません。
少しずつ“余計な手間”を手放したら、暮らしがラクになって心まで軽くなった。
面倒くさがりの自分も、案外悪くないなと思っています。
そして気づきました。
“面倒を減らしていく”という私の努力は、
実は 「いかに自分をご機嫌にして暮らすか」 の最適化だったんじゃないか、と。
……とはいえ、毎晩の歯磨きは欠かせません。今じゃ歯周病は”万病のもと”ですもんね。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。

