「日常の一滴」シリーズでは、家族との距離感、自分時間の守り方、そして老いとの向き合い方など、暮らしの中でふとこぼれる心の声を綴っています。
誰かの共感につながったらいいなー。
久しぶりの再会
2歳になる孫は、どうしたって可愛い!
1年ぶりの再会。当然忘れているだろうから、冷たい反応も覚悟のうえ。また泣かれても困るので近寄らず、そっと見ていました。
私の半径1mに近寄らない予想通りの展開。”ふびん”に思った外野たちが「バアバだよ」なんて、無理矢理距離を縮めたもんだから・・・大変。
はしゃいでいた孫は、直立不動で「はんにゃ」の顔になり、空気が一変してしまった。
場を繕おうとプレゼントに持ってきた「孫の大好きなキャラクター」を登場させ、パッと笑顔がほころんで安堵の空気に。
しかし我に返った孫は「大好きなキャラクター」を「はんにゃ」の顔で床に放り投げてしまった・・・。
「あ~」「ね~」なんて言葉にならない言葉で慰められても・・・そっとしておいて欲しい。正直言って「駄々もこねたいし、泣きたいよ、バアバは」
「この距離が、いつか笑い話になる日を願って」お付き合いいただきありがとうございました。