大きな出来事じゃないけれど、心にそっと触れた小話をひとつ。あなたの日常と重なるものがあれば嬉しいです。
ダイソーの毛糸1玉で編んだビスチェ。
少し短いけれど、鏡の前に立った私は、
「悪くないなぁ」と思っていました。
なんだったら気に入っています!
軽い気持ちで「どう?」って家族に見せました。
けど返ってきた言葉は想像以上にストレートで、
「短いベスト」
「寸足らず過ぎ」
「いい年してビスチェなんて」
着て外に出るのはやめたほうがいい、という意見まで。
反論しようと思えばできたはずなのに、
なぜか言葉が出てきませんでした。
自分では「いい」と思った気持ちと、
家族の「おかしい」という評価。
その間に立たされて、どうしたらいいのか分からなくなってしまったのです。
編んでいる時間は楽しかった。
出来上がった時も、確かに嬉しかった。
その事実だけは、消えないはずなのに。
でも、「着てはいけない」と言われた途端、
自分の感覚まで信用できなくなってしまいました。
いつもだったら自分の「感覚」と「自信」で跳ねのけていたのに。
気弱な老化現象を感じます。
このビスチェをどうするのか、
着るのか、しまっておくのか、ほどくのか。
まだ決められていません。
年齢を重ねると、
似合うかどうかより、
「どう見られるか」を先に考えてしまいます。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。

