段ボールの中で、色も太さもバラバラな毛糸たちが“ごちゃごちゃ”と身を寄せ合っている。
まるで「まだ使えるよ」と言いたげな顔で、静かに出番を待っているよう。
捨てられない物持ちの良さに、苦笑しつつも…気づけばまた「新色の誘惑」に負けて、100均から連れ帰ってしまう…。
そんな愛すべき“半端毛糸”たちの在庫整理をする「第2弾」。今こそ本気でやってみようと思います。
今回は、彼らの持ち味を活かし、季節感も取り入れたアイデアです。
かぶって、かぶってツリーの作り方
使った毛糸と道具の紹介
- 100均の毛糸
極太位が編みやすいですが、残っている毛糸を活用してください！- 🍃グリーン系2色
- 🪵ブラウン系
- ❄️ホワイト系
- オーナメント用
- かぎ針
- 9号→葉と雪をゆるめに
- 6号→幹をきつめに
- とじ針
- 糸処理をします
編み方の流れ
🍃葉と🪵幹
スタート
- 輪の作り目
1段
- 立ち上がり鎖編み×３
- 長編み×７
- １の鎖編み３目目に引き抜き
２段
- 立ち上がり鎖編み×１
- （細編みの増し目×１→鎖編み×１）×４
- 最初の目に引き抜き
２段以降
- 基本的な編み方は、２段と同じ
- 変更する箇所→マーカー（黄）の鎖編みを増やして、裾を広げます。
- ３段目→鎖編み×２
- ４段目→鎖編み×３～
- １２段目→鎖編み×１１まで編みます。
- 幹のみ→鎖編みを増やさず１５段まで編みます。
💡葉を色違いでもう1個編むと、グラデーションがキレイですよ。
❄️雪
スタート
- 輪の作り目
１段
- 立ち上がり鎖編み×３
- 鎖編み×１
- （長編み×１→鎖編み×１）×３
- 1の3目目に引き抜き
💡鎖編みを増やし、ふんわり降った雪をイメージしました。
２段
- 立ち上がり鎖編み×１
- （細編み×１→鎖編み×３）×４
- 最初の目に引き抜き
２段以降
- 基本的な編み方は、２段と同じ
- 変更する箇所→マーカー（黄）の鎖編みを増やし裾を広げます。
- ３段目→鎖編み×４
- ４段目→鎖編み×５～
- ９段目→鎖編み×１０まで編みます
完成させます
１、２，３と順番にかぶって行くと・・・
❄️雪の積もったツリーです！
🎀オーナメントで華やか！
✨キレイに魅せるコツ
ツリーは自立しますが、少し裾がつぶれちゃうので、ヨーグルトの容器にかぶせるのもありです
最後のひとこと
色にとらわれず、手元にある半端な毛糸や、ただ「好き！」と思える色で編んでみてください。組み合わせの妙や、思いがけない可愛さに出会えるのも、余り毛糸ならではの楽しさです！
